【蠍座新月】~自他の命の力を見続ける強さに目覚めていく。
こんにちは。
今朝の6時14分ころ、蠍座にて新月を迎えました。
ASCという日の出の位置で迎える新月。
真向いの、<自分の世界にやってくる他者>を示す位置には
革命の星と呼ばれる天王星があります。
切り替え、転換点となるような気づきが
他者を通して、心の奥深い部分から湧き上がってくる。
そんなスイッチの時を迎えている方が多いかもしれません。
蠍座と言えば「欲望、執着、嫉妬」など
一見ネガティブに感じるようなキーワードも
並びますが、それは言い換えると
「愛が深い」ということでもあります。

その外側に向けられた矢印を
思い切って真逆に向けていく。
その深い愛を、自分自身に
集中的に注いでいくことで
ハートの真ん中から創造性(=愛)が溢れてくる。
そんなエネルギーの使い方をオススメします。
シュタイナーの12感覚論では
蠍座は「生命感覚」をつかさどる星座と
言われています。
その生命感覚のスイッチを入れるのは
一見痛みを伴うような、インパクトのある
出来事だったりするかもしれません。
蠍座は血縁関係や身内的な繋がり、
絆もテーマにしていますが
そういった深い心の繋がりをもつ関係性を
見直さざるを得ない方も多いはずです。
一時的にその痛みに寄り添うといったことが
必要な時もあるかもしれません。
ただ、単なる傷の舐め合いで終わらせたくないのであれば
それは通過点、プロセスであることを
知っておく必要があると思います。
そこを越えて、私たちは再び創造する。
より良い形をもって再生していく。
そういった人の持つ創造力、命の力を
自他の内に、確信をもって見続けていく。
その力を、私もあなたも持っているということを
信じぬく力。
一点集中で、そこに意識を向けることで
共にリクリエーションしていく。
疑いや不信を脇において
潔く、シンプルに。
そういった強さが今、
求められているという感覚があります。
その愛と強さが暗闇を照らし、
自己という存在の真実だけが
この生まれ変わりの時を牽引していきます。
より深いところにある、本当の想いや願い。
それを研ぎすまされた感覚で
丁寧に感じていく新月です。
今まで隠されていて見えなかった才能や可能性に
ハッと気づかされることもあるかもしれません。
そんなインスピレーションを受けとったら
ぜひそれを使っていくことを心の内で決めてください。
そして、古い流れが終息し
新しい可能性へと開かれていくことに
オープンでありましょう。
ここから、次の牡牛座で迎える満月までの時間は
そんな新しい領域とつながっていく期間とも言えます。
そこからは、新しく撒いた種が開いていく時間へ。
どうぞよき新月をお過ごしください