2021年春分~愛そのものである自分を想い出す
昨日、春分を迎えました。
春分は12星座の一番最初の牡羊座に太陽が入る時。
ここから本格的に一年がスタートします。

今年の魚座の季節はとても特別な感覚がありました。
破壊と再生をうながす冥王星が4ハウスという家族やルーツを表す
場所に入っているからでしょうか。
潜在意識の奥にある色んな記憶の蓋があいて
溶け出していき解放されていく。
まだ自分の中でそれらをどう今後に活かしていったらいいか
整理がつかない部分もあります。
そんな時間の中で、愛するとか、愛されるでもなく
愛そのものである自分を想い出す。
肩書や役割といった表面的なことに囚われず、
どこにいても自分自身であること。
ただ自分でいるだけで、
放つこと、与えることが出来る光があります。
心と体、そして魂。
自分と他者、そして宇宙。
すべてはつながっているという感覚、
全体性の中で「わたし」を再発見していくような時間でした。
ここから益々私たちは、自分以外は生きられない。
ありのままの自分にならざるを得ないと降参するような
出来事も多いかもしれません。
春分図は、ここから一年間の流れを表していると言われますが
今年は、未知の出来事や人との関わりを通して
多方面から自分を知っていくような時間。
また、自分と波長、波動が合う人との関わりや
お互いの精神性を尊重し高め合えるような人間関係が
重要な一年となりそうです。
自分一人ではない。
そういった豊かな人間関係や歓びを感じるような体験が、
今までの延長線上ではない未知の世界へ
いつの間にか自分を運んでくれる。
そのためにも自分のこころ、放つものを整えて
意識的にどんな体験を自分に与えたいのかを
選んでいくことが大切です。
今ここの意識が、少し先の未来を創る。
それは大きなビジョンだけではなく、
あなたの言葉、表情、眼差し、所作の一つ一つが
それに見合った世界を創造していくということです。
そう。創造性は誰もが持っていて既に発揮しているもの。
そこに意識的になることで、
望む現実をクリエイトすることができるのです。
そのために、感情に蓋をせず
自分の心に素直になっていくこと。
どんな自分とも一緒にいてあげる。
そうすることで、マインド(思考)や感情に振り回されることなく
自分の本質、魂の声がはっきりと掴めるようになっていきます。
ここら辺のレッスンは慣れるまで時間がかかりますが
それをすることで確実に心地よい時間が増えていきます。
今日21日はちょうど蟹座で上弦の月を迎えます。
この一年をどんな年にしたいか。
まだ意図していない方は、自分のこころと対話して
改めて望む未来を設定して紙に書き出しておきましょう。
春分のエネルギーはまだしばらく流れています。
太陽の光を浴びる時間を増やし
受け取ることを意識してみるといいです。
それでは心穏やかな休日をお過ごしください(^^)